2024年3月29日金曜日

【ツインレイを知るための創作作品①‐3】はじまりは「異世界」でのニアミス〔体験談〕


 現在の私は、〝脱ツインレイ概念〟および〝反ツインレイ市場〟の立場をとっています。【ツインレイを知るための創作作品】シリーズは、四年ほど前に記したものです(2024年3月現在)。「ツインレイ」という語とそれをめぐる喧騒に疑念を抱く方たちに、ぜひ読んでいただきたいと思います。その頃よりも考えが変化している部分もありますが、「ツインレイ」の根幹には〝真の自己実現〟がある(そして、いずれその過程には、前世・過去世やカルマの問題が立ちはだかる)というスタンスは変わっていないと思います
 ※記事によっては、現在の考えとして補足の説明を加えたいと思います。

 簡単に復習すると、「ツインレイ」とは、かつてはひとつの魂であった一組の男女で、一人の人間に何人かいると言われているソウルメイトの中でも、その頂点をなす究極的な関係にあり、「魂の伴侶」と呼ばれたりもしています。

 私の魂の放浪は、今思い返せば地方都市に移った三年間がはじまりでした。サビアン占星術でも人生のクライマックス!と思われるようなシンボルが出ていた私は、意気揚々と新天地に向かったのですが、その希望と野望は打ち砕かれました。
 ※サビアン占星術…当チャンネルの主が長年携わっている占術。360のサビアンシンボルを読み解く。

 そして、地方都市生活2年目に経験した、立ち上がれないほどの頭痛が “ツインレイ覚醒(?)”のはじまりでした。ツインレイに出会った人の中には、これまでにないような頭痛などの身体の変化がある人もいるそうです。
 ※「頭痛」については、また別の機会に違う視点からお話したいと思います。

 そのあと、私はこれまで読むこともなかった村上春樹の長編『ねじまき鳥クロニクル』、そして『1Q84』を手に取って読んだのです。実は『1Q84』は首都圏にいる時、文庫版になった際に購入しています。しかし、結局買うだけ買って読まなかったので、地方都市に出る前に古本買取に出してしまいました。

 ちなみに、ツインレイに出会う運命にある人も、準備が整っていないと延期延期になるそうです。私は人生のどこかで、集合的無意識や生まれ変わりや夢やパラレルワールド、そして究極の男女関係が描かれた村上春樹の小説を読んで、自分の身に起きるであろうこととの“類似性”に気づく必要があったのだと思いますが、地方都市に出る前はそうではなかったのだと思います。

 この“類似性”というのは重要で、おそらく最近では「シンクロニシティ」という言葉を聞く方もあると思いますが、ネット上の他人の情報との共通点よりも、自分自身の何らかの体験同士との類似性(何となく似ているというピンとくる感じ)が、最も「ツインレイ」現象をそれだと認識する手立てのような気がしています。

 (これというのは「ツインレイ」に限らず、人生の重大な局面ではよく起こることであるかもしれません。)

 首都圏に戻ってきてある程度の時期が過ぎてから、自分の中でなんとも処理しがたい、よくわけのわからない男性に出会い、それが「ツインレイ」とかいうものらしいことをネットの検索で探り当てたのですが、その彼は、私の謎の頭痛があった頃に例の地方都市でニアミスしている可能性が高いのです。  おそらく首都圏にいても絶対出会わなかった距離が、その当時彼がいた場所よりもはるかに遠い某地方都市に私が出たことで、逆説的ではあるのですが “消滅”する機会に遭遇し、お互いの人生が初めて物理的に重なったのだと思います。

 私にとっての異世界「1Q84」は、まさにその地方都市だったんですね(笑)。相手も人生で何度も行く場所ではない(おそらく初めて訪れた?)ということを言っていました。

 私はこれ以降、不思議な偶然みたいなことがちょくちょく起きるようになりました。私の社会生活に強烈に影響を及ぼす類もごくわずかにはありますが、アイデンティティのパズルが崩壊しつつ組み替えられるようなことが起き続けています。

 くり返しにはなりますが、私は見えないものが見えたり、聞こえないものが聞こえたりはしませんし、スピリチュアル系の横文字の職業の区別もよくわかりません。サビアン占星術もタロット・カードも、あくまで、人類の歴史における長年の叡智が凝縮された文化的ツールだととらえています。

 それでも、自分に起きた現象について受け入れ、体験を普遍化することで、私のように人生に立ち往生してしまったという方たちに対して、自分自身で道を切り開いていけるお手伝いができればと思っているのです。

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