私は占いなど信じない人間でした。数学や物理の成績はまるでダメダメでしたが、科学的な知識には興味がありましたし、大学では文法や語法の研究をしました。実証できる物事に対する関心が強かったですし、霊的な能力もありませんので、当然と言えば当然でしょう。
しかし、二十代の後半で、自分ではどうしようもできないような出来事に遭遇し、繁華街の専門のお店で初めて占いを受けました。私のことなどまったく知らないはずの人間が、知るはずのないことを知っていることに驚き、彼女の使用していた占術が四柱推命であったことを調べて、そこから占いについて独学で学び始めました。縁あって、現役のプロの占い師からタロット・カードと西洋占星術、そして、サビアン占星術を教わることができました。その後も、様々な占術を試しましたが、結局、内容に納得して手元に〝残した〟ものは、タロット・カードとサビアン占星術でした。
サビアン占星術についてはまた別の機会にお話しできればと思いますが、最近になって初めて、両者がルーツを同じくするものであることを知りました。自分で選んで〝残した〟と思っていた二つの占術は、実際のところ、自分の意思とは関係なく、残るべくして残った占術であったことに驚きを隠せませんでした。
ーーおそらく、こうしたことが前世・過去世にまつわる〝真実〟なのでしょう。私たちの意識とは、無意識が主であり、自分自身で選択・決定したと思われた意思(自我)とは、単に無意識のそれを追認するだけだという研究もなされているそうです。
一方で、冒頭で私は、占いなど信じない、科学好きで文法好きであるということを述べましたが、それもまた意味のあることのようでした。なぜなら、現在私は占いを副業として鑑定や講座に取り組んでいますが、これこそはと信じて使っているテキストはまるで研究書であり、言葉や法則というものに関する専門的な知識と能力を駆使して読み解いていく必要を感じているからです(本業でそうしたことに携わっています)。
私のDNA的なスペックという点から見ると、私が最も興味をひかれる日本のある時代に、私の祖先は日本を統治していたある一族を支える有力な一族でした。その中で私は、集められた文献を学び、法律等を扱っていたというのです(これは、かなり高い霊能力のある方に確認もしています)。
先に投稿した「二つのカルマの交錯する地点」の実際とは、私の無意識下に眠るこうした〝真実〟であるのです。これまでの価値観が日々変化している現代にわざわざ生まれてきたことを考えた時に、私の輪廻転生の軌跡と家系的に引き継いだ能力とを最大限に生かす場がどこかにあるのだとしたら、それがどこで、一体何をすべきかを模索する日々が続きます。
「時機到来」の小説でも、今日の私の体験談でも、いずれにせよ、お読みになっているあなたの気づきや行動につながるきっかけとなることを祈っております。
カードを用いた前世・過去世、あるいは、家系的なカルマの浄化等に関する占術に興味にある方は、下記リンクの「お問い合わせ」よりお申し込み・ご連絡ください。
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