2024年8月7日水曜日

時間がないから……

           


 長く勤めた首都圏の職場を辞めて、ほとんど騙された形で超絶ブラックな地方都市の職場で働き始めた時から、十年近い年月が経ちました。

 その後、私の人生は大きく変化しましたが、そのひとつには、首都圏に戻ってきてから参加した自己啓発系のセミナーやコミュニティの影響があります。その中で、スピリチュアル的な情報、あるいは、陰謀論といった類に頻繁に触れるようになりました。ーー以前の私は、そうしたこととは無縁でした(おそらく、まったくSNSを使っていなかったせいもあると思います)。

 自己啓発系のセミナーやコミュニティには、すでに参加していないのですが、そこでの人間関係を通じて参加しているコミュニティの人脈やツインレイ等の問題を解決したくて私がネットで見つけた方たちの話、運営されている方の人柄や誠実さが伝わるので見続けているYouTubeチャンネルなどでは、おそらく災害や戦争による危機のようですが、それらが近づいているために〝時間がない〟ということをくり返し耳にしています。

 とはいえ、そのために何をしたらいいのかということについては、何が起こるかわからないということと、各人で一致した見解がなく、正直、よくわかりません。私からすると、ほぼ、脅しではないかと感じるものもあります(ありました)。

 ここへきて、自分のできることもすべきことも、自分を含めた極めて限定された人間と範囲に対してでしかないのではないかと思うことが、立て続けに起こっています。そして、一日一日を大切に、穏やかに生きたいとだけ願っている自分がいます。
 なんてことない一日にも、ただすれ違って少しばかりの親切をされたり、したりする。それを〝ありがとう〟と思って過ごす毎日に感謝し、多くの人がそうであることを願う人生。他者がそれを怠惰だとかいう理由でとがめる権利など、あるのだろうかと思うのです。

 昨年秋からの数か月、私は自分の前世・過去世を知ることができました。愚かでおぞましい、罪深いこともたくさんしていました。言い訳をするつもりもありませんし、詫びるしかないと思うのです。しかしながら、そうしてまで生きたいと願って過ちを犯してきた自分を認めてあげたいと、思ってはいけないのでしょうか。ーー自分自身がしなければ、誰がそれをできるのでしょうか。

 こんな大事なことの答えを、他者に強要される筋合いもないですし、中途半端に何か大きなものを持ち出してそれに委ねることも、私の性にはまるで合っていません。

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