2024年5月12日日曜日

ショートショートSFでしか表現しえなかった何か



  毎日書くと決めて本ブログを始め、昨日で五十日、記事が五十本となりました。

 私は四年前から、某小説投稿サイトでショートショートSFを書いています。小学生・中学生の頃は、眉村卓さんや星新一さんの作品が好きで読んでいました。小説を書くことにはずっと興味がありましたが、私の世代だと、同人誌を作ってコミケで売るのでなければ、商業誌に応募して採用されるというのでなければ、他者に自分の作品を読んでもらうという手段がありませんでした。書いたものを必要な人に届けることができるようになった現代は〝すごい〟の一言です(前回の記事でも同じような発言をした記憶が……)。

 さて、小説を書きたいといっても、上記のような事情もあったせいか、いつの頃からか〝ウケる〟〝売れる〟ものでなければだめだという思いに支配されるようになりました。そうでないと読まれないのだから仕方ないですが、世の中はそういう〝仕組み〟になっているんですね、きっと。内容ももちろんですが、原稿用紙の枚数やらの制限ひとつとっても、小説を書くのはどうでもよくなっていきました。

 それから何十年も経って、最後に勤めていた学校の生徒に小説投稿サイトのことを教えてもらい、すぐにサイトのアカウントを作成しました。しかし、実際に執筆を始めたのは教員の仕事を辞めてからしばらくたった後で、何を書こうかと思った時に、子どもの頃に好きだったショートショートSFにしたいと思いました。……とはいえ、執筆を始めた最初から、いろいろな障害が生じました。

 まずは、当時所属していたオンラインサロンでSNSの勉強会と言うのをしていて、その実践として小説投稿サイトとSNSのアカウントを接続したのですが、いろいろと言ってくる人たちがいて嫌になりました。これについては、SNSのアカウントと小説投稿サイトの接続をやめ、しばらくしてオンラインサロンが解散になったことで終わりました。

 次は、SNSで知り合った人から、上記の時期にSNSを経由して小説投稿サイトのいくつかの小説を読んで、〝書かない方がいい〟〝載せない方がいい〟とDMが送られてきたことでした。その人は、霊的能力が高かったようで、その点での警告のようでしたが、理由は教えてくれませんでした。祟りや呪いの類だったら怖いと本気で思ったので、あわててやめました。しかし、この人とはその後疎遠になり、SFっぽい内容はやめて身近な体験などを短い小説にすることで再開し、今は〝ショートショートSF〟に戻しています。

 最近は、私がショートショートSFで書いているのは、なんらかの情報をチャネリングしているものではないかと感じるようになりました。特に、自分の前世・過去世なのではないかという気がしています。あるいは、ユングの集合的無意識というものかなと思ったり、本当のところはわかりません。ただ、そうしたものは「物語」の形でしか、三次元世界では表現しえないし、書いて〝取り出す(思い出す)〟こと自体が、浄化にもつながるのではないでしょうか。

 なお、現在その小説投稿サイトにはそれなりの作品数が収録されていますが、先ほど記した人に指摘された作品(……結局、たいして読まれてもいないので、削除はせず残してはいます)以外でピックアップした、ある系統の作品はこちらのブログで紹介しています。それ以外の、どちらかというとツインレイという概念を知ってから変化を続けている様々な〝現象〟を、自作小説+AIイラスト(こちらのブログとは異なるテイストです)で月1回とりあげています。

https://www.aipictors.com/users/SZsymphony/

 このブログも、ショートショートSFも、どこに向かうかわからないままの発展途上の状態ではあるのですが、それでも、〝この道〟を進み始めた方には、何かの役に立つことがあればと願って書き綴っています。ショートショートSFは、ただ楽しんでいただけるだけでもありがたいと思っています。

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