「くり返し何度も」という体験の中で成長して「書き換え」が起きる？

　占いについては、副業として初めてから五年以上が経ち、ひっそり独学を始めてからであれば二十年近い年月が経っています。

　最近は、テキスト類の読書会（占いだけでなく関連する分野も含む）という形、個別レッスンによる個人の問題意識に即したサポートが、鑑定よりも割合を増しています（グループ講座が相変わらず占いでの副業の主流ではありますが、認識を変える〝気づき〟の強さという点では、個別対応が増えてほしい気持ちがあります）。

個別レッスン型の講座（一対一での対応への変化）
https://zarara1111.blogspot.com/2024/04/2024-httpszarara1111.html

　先日、個別レッスンを受講されている方と、これまでは抜粋のみで学んでいたテキストを最初から一緒にしっかり読んでいこうということにしました。そこで、生徒さんご自身も忘れていた記憶が、テキストに記載された内容に結びつくといったことがありました。
　こうした体験は、「マンデラエフェクト（マンデラ効果）」を起こすような展開につながるような気がしています。つまり、過去の出来事に対する認識の変化によって、現在と未来も「書き換わる」（対象となるすべての出来事への認識が変化する）という可能性です。
　※「マンデラエフェクト（マンデラ効果）」については、まだまだ学んだり考えたりする内容が多いのですが、現段階での私の知っていることや考えにについては、以下でご確認ください。

マンデラエフェクト問題2024①ー私の場合、あなたの場合ー
https://zarara1111.blogspot.com/2024/05/httpszarara1111_30.html

マンデラエフェクト問題2024②ー私の場合、あなたの場合ー
https://zarara1111.blogspot.com/2024/05/2024-szsymphony.html

マンデラエフェクト問題2024②ー私の場合、あなたの場合ー
https://zarara1111.blogspot.com/2024/06/2024.html

　自身の体験が「テキストに記載された内容に結びつく」という現象は、読書、特に一冊の本を何度もくり返して読む行為には起こりやすいのではないかと考えます。そこまで徹底していないとしても、少年少女の頃に読んだ本を大人になって再び読んだ時にまったく違う印象を抱いたり、理解や解釈が変化したりしている経験は、誰にでも覚えがあるのではないでしょうか。

　私の前世・過去世のヒーリングをしてくださっているヒーラーさんは、ある古神道系の文献とともに事を進めていらっしゃるので、くり返し何度も読んでいらっしゃるそうです。そして、ある頃から〝文面が変わる〟というマンデラエフェクトが頻繁に起きているという話を伺っています。真相について私はここでは言及しませんが、「くり返し何度も」が鍵ではないかと考えます。

　私自身も、専門の研究と占いのいずれに関しても、〝これだ〟というものだけを残して、それだけを「くり返し何度も」読み続けています。その中で、理解と解釈が螺旋を描くように上昇（深化）していく感覚があります。これは、知識の増加のみならず、自らの身心の成長にともなう変化であると考えるのはどうでしょうか。

　例の古神道の文献は、詩編のような予言のような、不思議な文体です。一方、占いに関する書物もまた、古神道の文献との親和性がなきにしもあらずかと思います。私が携わっているサビアン占星術のシンボルは、シュールリアリズムのテーマのような不思議な語句が並んでいます。ーーこれらは、一般的な小説や随筆・評論類とは違う次元の〝言語〟です。

　少し話は飛躍しますが、「アカシックレコード」という概念がありますが、サビアン占星術はそれをベースにしている占術であるともされています。人の輪廻転生もそれに導かれて、ある一定のパターンをくり返しているとしたら……？

　※「アカシックレコード」については、Wiki先生の項目でご確認ください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89#%E6%A6%82%E8%A6%81

　「物語」のストーリーではなく「プロット」が同じで、私たちの前世・過去世がくり返され、経験によってその「理解と解釈」が高まり、魂の「成長」があるとすれば、人生の「書き換え」もあり得ないことではないなと想像したりするのです。少なくとも、ヒーリング対象の前世・過去世と私のこれまでの人生とサビアン占星術のシンボルというのは、激しく連動しているのを感じるのです。

　※「プロット」とは、「E.M.フォースターの定義（『小説の諸相』1927）によれば、物語や寓話の出来事が時間の順序通りに並べられているのに対して「因果関係を意識して出来事を組み立てている」もの」〔ブリタニカ国際大百科事典〕とされます。
　ちなみに、「アカシックレコード」に「宇宙『図書館』」という別称があるのも、よくできた話だと思ってしまいます。

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　サビアン占星術による鑑定、占星術等の個別レッスンに興味をお持ちになった方は、以下をご覧ください。

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