2024年6月10日月曜日

野菜を食べて受け取り下手を克服したい

           


 半年くらい前から食べた物の記録を続け、アンダーカロリーによる減量を目指しました。その結果、成人してからの最低体重記録を下回ることに成功しました。もちろん、もうそれなりの年なのであまり減らすのは逆効果ですが、常に標準体重を超えていましたし、何よりここ数年は脂肪がたんまり付いた中年太りが気になっていました。しかし、それらも解消してきています。

 ちなみに、大きな変化が現れたのは、野菜や果物をとにかくたくさん食べ始めるようになってからです。数年前に一度かなり痩せた方法が糖質制限だったため、現在は夕食に炭水化物を食べることがほぼありません。また、パンやパスタ、うどんといった小麦類も控えて、玄米を食べるようにしています。

 加えて、肉類もほとんど口にしていません。実家に帰った時などは感謝していただくようにしていますが、自分からすすんで牛・豚を食べることはほぼなく、どうしても仕方のない場合は卵、あるいは、鶏か魚介をいただくようにしています。そのかわり、納豆や豆乳はほぼ毎日食し、時々、大豆ミート、プロテインを摂っています。

 炭水化物は、腸活をすすめている友人がプロデュ―スした酵素ドリンクを購入してファスティングに取り組んだのをきっかけに、控えるようになりました。肉食を控えているのは、前世・過去世のヒーリングを受けて、動物の苦しみを思うようになって食べられなくなったからです(それ以前に、長く相談しているヒーラーさんからも、ダメとは言わないけれども……というので注意は受けていました)。

 その一方で、野菜は食べられて嬉しいということを知りました。ただ、野菜は調理が少し面倒だなと思っていました。また、私が住んでいるところからスーパーが遠いという難点がありました。すぐ近くに八百屋さんが一軒あるのですが、量が多すぎてダメにしてしまうことがあり、あまり買えないでいました。

 するとある日、私が帰宅した時に、食品の宅配サービスの営業の方と鉢合わせしました。以前使っていたサービスで、できれば再開したいと思っていましたが、何となくそのままにしていました。今回話を聞いてみて、以前に利用していた時よりも無農薬や減農薬の野菜等を数多く、少量から扱っているのを知り、さっそくサービスを利用し始めました。

 無農薬や減農薬の野菜や果物は大変おいしく、多少の手間はかかっても、おいしい物を食べられるからというので、帰宅時に買い食いや外食をしたりせず、家でみそ汁や簡単な煮物や野菜炒めにしていただくようになりました。ーーそんなことを一か月位続けていたら、体重がぐんと減って、身体が軽くなったのです。

 以前は、野菜に包丁を入れるのがなんとなく嫌でした。でも、野菜が食べられて嬉しいと思っていること、与えることに寛容な食材であることを知ってからは、手間暇をかけて育ててくれた農家さんの思いを受け取ったりもしながら、純粋に嬉しく、ありがたいと思っていただけるるようになりました。

 感謝の循環、もっと言えば、愛の循環がそこにあると信じることができることこそが、本当の自分となる第一なのかもしれません。単に痩せてきれいになりたいというダイエットとは、まったく違う次元の喜びがそこには存在します。
 人間のために苦しみを負ったものやお金儲けのための添加物だらけのものを身体に取り入れれば、身体も心も重くなりますが、そうでないものを取り入れるのであれば、私の身体と心が自然の大きな循環の中で、適性な状態を保つことができるのかもしれないと考えました。

 私は、他者から受けとることが苦手です。愛に対する懐疑的な姿勢とねじけた気持ちを抱えてもいます。そうなってしまった原因は漠然としていてつかめないでいます。借りを作るような、敗北するような感覚に落ち着かなくなり、無償でそんなことがなされることが信じられません。もっと正直に言えば、不快にすら思っているのかもしれません。

 しかしながら、野菜や果物に対する認識が変わったことで、自分にとって深刻なこの問題を克服することができはしないかという期待を抱いてもいるのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿

見つけてくださった方へ

   このブログは人に言われて始めて、自分にとって重大な過去世の一つを解消をするに至り、その役目を終えたと考えています。こちらのページを記して終了しようと思います(いつになるかわかりませんが、いずれ削除するかもしれません)。  私には、特別な才能も強固な意志もありません。また、器...

人気の投稿