2024年7月8日月曜日

最後に向き合うべきはやはり

           


 もういい加減この問題は終わらせたいと思うのに終わらないーー家族の問題、特に父親との関係にまたしてもぶち当たります。輪廻転生の物語の最終章は真実の愛の探究だとか大きなことを言って、結局ここにまた戻って来てしまいます。

自分と家族との関係性が最初で最後なのか……
https://zarara1111.blogspot.com/2024/05/blog-post_7.html

最終章のテーマは「愛」らしい
https://zarara1111.blogspot.com/2024/07/blog-post_1.html

 長いこと相談を続けているヒーラーさんから、両親の対人関係上の問題を子どもが引き継ぐとはずっと聞いていましたし、何らかの出来事の起きるその都度その都度に実感するのですが、一見、父親の問題とは関係ないだろうというような事態まで結局そこに根があるとわかって愕然とします(ちなみに、昨今の私の状況に対してオラクルカードでは確かに「FATHER」が出て来ました。まるで〝?〟でしたが、〝当たってない~〟と言って出て来たカードを否定してしまうのはだめですね。〝?〟なカードが後に意味があったという体験の蓄積が大事なので、メモはとらないまでも心にはとどめておくべきです。老婆心ながら……)。

 今回の私の場合は、父親の持つ男性性の〝断ち切り〟の役割が〝過干渉〟になってしまっているので、私が自分を出せないでいることを別の場面でもくり返しているのだと、あらためて気づかされました。真相は、私に〝自分がない〟のではなく、過干渉により〝自分が出せない〟状態に陥るのでした。父親と私とのこの関係性は、他者との関係にももれなく適用されます。ーー最悪だ。もうしみついてしまっている癖なのですね。なお、性格が優しい人は狙われるそうです。

 今ふっと思い出しました。オリンピックに何度も出場した某競技の有名女子選手のことです。彼女よりも、おそらく彼女につきっきりの父親が有名人でした。競技の関係でそれを間近に見ていたらしい私の知り合いが、〝子どもたちの中で彼女が一番性格が良いから親父の言うことをきいてあげちゃっている〟〝男の人も寄って来れないから気の毒だ〟と、話をしていたのです。ーーそうですね、その女子選手はとてもかわいらしくて、見るからに優しそうな表情の方でした。
 お父さんを悲しませてはいけないという優しい思い、お父さんにそれは嫌だと断った時に抱く罪悪感を、自覚的か無自覚的かはわかりませんが父親側は利用し、彼女の時間や才能や努力といったあらゆるものに乗っかって、自分の願望を満たしているとは考えられないでしょうか。

 私はよくよく覚えています。全力で戦ったオリンピックで負けた娘に対して、父親が真っ先に次のオリンピックの開催地をコールしたのを……。私は、彼女の父親のあの行為には激しい怒りと悲しみを覚えたのを思い出しました。父親側の世代的な問題もあるのかもしれませんが、お父さんは彼女の人生に責任を持てるのでしょうか(娘の側から見れば、決して美談じゃないんですよ、あれは!)。

 私自身はと言えば、もっと早い段階で妹のように父親に反逆すればよかったと後悔しています。その分、母親と私はますます負担になったのです。
 母親が病院の世話になって不在の期間がある今が最後のチャンスです。私の父親は〝百歳まで生きる〟と豪語しているらしく、長寿の家系で妙に勘が冴えている父ならば、そうなのであろうと納得します。母がいなくなれば私のつもりで、父親は不機嫌を武器にして長年私を〝教育〟してきたのだと思うと、私はそんなのは嫌だ、最後のチャンスを逃してなるものかと気づくのです。それには、母親にも自立してもらわないといけませんし、妹にも心根や態度を改めて協力してほしいことが多々あります

 結局、私の家庭は父親が大問題なので、まず父親に意識と行動を変えてもらわないといけません。これは家系のカルマだとかは私は思いません(思いたくない……けれども、そうなのかもしれません)。これをクリアして、本当の意味で(私が私であっても拒絶されたり不服に思われたりすることなく)、両親に感謝をしたいと私は切に願うのです。

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